ヨーロッパへ行った方の情報を集めました。
12月25日(金)
成田を発って数時間。フランクフルトへ向かう機中で窓の外を見ていて、妙な違和感を覚えました。
主翼の先端のピッと跳ね上がっているあの部分だけに太陽の光が当たって輝いています。それも夕日のような赤い柔らかな光です。
でも今は、地上の時刻では正午少し前くらいで、太陽は真上から照らしているはずなのに、なぜ…。そこでようやく、高緯度の地方では冬の太陽はとても低いということを思い出しました。
飛行機はさらに北極に近づき、ついに主翼の先端からも光は消えてしまいました。正午なのに夜です。地上を見下ろすと、薄闇の中に車のライトが見えます。太陽に見放され夜だけの毎日が続くここで暮らす人たちの、春を待つ気持ちに思いをめぐらしました。
今回の旅のテーマの一つは、冬のヨーロッパの厳しさを体験することです。これまで夏にしか行ったことがなく、おいしいところだけつまみ食いしてる感じがありましたので、ヨーロッパの別の顔も見ておこうと思ったのです。
旅の準備中にベルリンの週間天気予報を見てみると、最高気温マイナス10度なんていう日もあったりして、高機能をうたうタイツを取り寄せたり、ホッカイロを靴用を含めて大量に買ったりと、寒さ対策にはしっかり取り組みました。
さて、いよいよ目的地ベルリンのテーゲル空港に降り立ち、さあドイツの寒さはどれほどのものかと外に出てみると、これが意外に暖かいのです。厚着しているせいもあるのですが、感覚的にはほぼ日本と同じ。ちょっと拍子抜けしました。
結局ドイツ滞在中ずっと暖かかったのですが、なんでも前の週は10度くらい低かったそうですから、これはきっと神様がくださったご褒美なのだと思うことにしました。
テーゲル空港ではバス乗り場がどこかの表示がわかりにくくて苦労しましたが、輪状になっている建物をひたすら右(位置によっては左でも)に進んで店舗を抜けた所にありますのでご注意ください。